ホームセンターで買ったビカクシダ『アルシコルネ・アフリカ(P.alcicorne var.Africa)』の成長日記です。
部屋主のアンデルです。実家暮らしが6畳子供部屋で快適に過ごすための術を模索しています。X・Youtubeもやってます。
5/1 ホームセンターで購入
1鉢1980円を2鉢購入しました。
事前情報だと「ホームセンターで売られている品種は『ビフルカツム』や『ネザーランド』が多い」と目にしたので意外でした。
どちらにしろ、ホームセンターで売られているのは比較的に育てやすい品種だろうと楽観的ではありました。
まさか、ここでトランク上部に取り付けていたリアピラーバーがハンギングの役に立つとは思いませんでした。
まさに運命。
見よう見まねで板付してみる
取り敢えず安く済ませようとする悪い癖でダイソーの連結すのこ、ビカクシダ界隈で定番のセリアの焼き桐板、事前にフリマで取り寄せたカッコイイ着生板の板付けしました。
便宜上、ダイソーすのこを①、杉板着生板を②とします。
一番右の子株は親株に配慮した株分けをしたところ根がほとんど取れてしまい、枯れてしまいました。
①の成長日記
取り敢えずの板付を完了したのはいいんですが、鉢に合わせて展開したせいで、変な草姿に。
最初に購入した思い出深い個体なので、綺麗に仕立ててあげたいと思い、剪定を決意しました。
胞子葉と貯水葉の剪定
立ち上がった貯水葉を7割方剪定し、水やりの時に邪魔になっていた長めの胞子葉を切り落としたら、だいぶスッキリしました。
6/15 着生板を通風パネルに変更
ビカクシダの動画やブログを渉猟していたところオシャンティーな着生板を見つけました。
どうやら床下や換気口に使われる通風パネルらしいです。建材までも板付の材料にしてしまう、この界隈の自由奔放さと発想に脱帽しました。
私の子供部屋のコンセプトはブラック×ウォールナット×グリーン…ということと、大きめの個体だったので今まで結束バンドを使って固定していたんですが、これが結構な存在感がありました。
あとニスも塗っていないのでカビ発生の懸念もあり、やり直しも含めて40cm×20cmの通風パネルを購入。550円ぐらいだった気がします。安い。
そして板付方法を勉強しなおし、無数の穴のおかげで結束バンドを使わないやり方でなんとか完了。
ついでに立ち上がった貯水葉の矯正と今後の貯水葉の展開のことを考え、なだらかなになるよう水苔を追加しました。
7/7 貯水葉が展開し始める
7月に入ると新芽が出てきました。よく見ると貯水葉っぽい?
もしそうなら現状、所持している4つのビカクシダの全てが胞子葉のターンなので、貯水葉の展開を真近で見るのは初めてで緊張します。
この状況で矯正しようとすると、新芽を傷つけないか不安だと思うので、あの時貯水葉を矯正して良かったと過去の私を褒めたいところ。
今後が楽しみです。
②の成長日記
成長点を正しい向きに治す
Youtubのビカクシダ関連の動画を食い入るように視聴した結果、成長点が斜め45度に傾いていたのに気づきました。
上向きに治すついでに胞子葉の剪定と鉢の型に合わせて展開した貯水葉の矯正を行いました。
板付のやり直しは一か月半後の六月中旬に行いましたが、個体のサイズが大きく、安定していたせいか既に着生板に根が達していました。
根が水苔を捉えていたため、形を崩すことなく非常にやりやすかったです。
ただこの手の着生板は下部が斜めになっていて、テグスを巻いた時に滑って固定しづらいかったので、裏面の角にカッターで切れ込みを入れてテグスが引っかかるようにしました。
次に同じような着生板を買った時には裏に錆止めを施した釘を打ち込んで、テグスを引っ掛けられるようにしようと思います。
テグスは板付作業中に切れると面倒なのでホームセンターに売っていた0.55mmの太めのものを使用。
そのせいでテグスがかなり目立ちますがしょうがない。
成長中の胞子葉が育成ライトの角度が変わったせいでねじり曲がってますが、これもしょうがない。