【家庭菜園】子供部屋おじさんがミニトマトを栽培して家計に貢献しようとする話【定期更新記事】

家庭菜園

子供部屋おじさんが家計に貢献する決意を固めた。野菜の価格高騰に抗い、自給自足で家計を救うという壮大(?)な計画である。

選んだ手段はミニトマト栽培。家族に喜ばれるのか、枯れて笑い話になるのかは神のみぞ知る。

アンデル
アンデル

部屋主のアンデルです。実家暮らしが6畳子供部屋で快適に過ごすための術を模索しています。X・Youtubeもやってます。

老いに抗いたい

一昨年にマッチングアプリをコンサルタント指導のもとやったんだけど、めんどくさくなって恋愛は諦めた。

ただ、取り組んでる最中にアンチエイジングや美容にも興味が出てきて、マッチングアプリ・ナンパ界隈の情報商材の無料部分の自己投資・美容の記事を読み漁ってはいた。

大体、「柄のもの服は着るな」「鶏むね肉を食べて筋トレしろ」とか皆同じこと書いてる。同じこと書いてるってことはそれだけ成果が出るってこと。

30代に片足突っ込んでいるアラサーの私的には、美容効果や、生活習慣病の予防を重視したいわけだけど、その中でも食事の内容に着目した。

トマトは身体にいい

情報商材では「食べるべき物」として、特に鶏むね肉に卵が挙げられるけど、養鶏を営むわけにはいかないので大人しく家庭菜園で我慢する。

記事にはアスパラガスとブロッコリーとトマトを摂取しろと書いていたけど、アスパラガスとブロッコリーの家庭菜園はイメージにないし、「家庭菜園といえば」で思い浮かぶであろうトマトにしてみた。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるように、リコピン、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、カリウム、食物繊維など、様々な栄養素が含まれている。特にリコピンはトマトの赤色色素で強い抗酸化作用がある。

正直青臭さが好きになれないんだけど、ドレッシングやバジルソースで誤魔化せば食べられるレベル。今回はミニトマトにしてみたのでその小ささで青臭さを抑えられることを期待したい。

世間は物価高

ニュースを見れば燃料がーとかあらゆるものが高すぎ。特にモノによるけど野菜もやばい。こどおじでもさすがにそれくらいはわかる。

だったら、自分で作ったらいいっていう話。ついでに申し訳程度に家計に貢献して肩身を広げたい。

新しい趣味の1つにする

これは観葉植物を育て始めて感じたこと。

暇な時間にYouTubeとゲームだけだと心が枯れる。だけど土いじってると、人間らしくなって生きてる感があるんだ(語彙不足)。

家庭菜園は「節約・趣味・癒し・自己満足・健康」…この全部を満たしてくれる、うってつけの一石五鳥な趣味なわけ。

用意するもの

観葉植物にも言えるけど、プランターや支柱、用土はかさばって送料がかかるからホームセンターで買った方が絶対良い。と言いつつアフィリエイトリンクを貼っておく。

ミニトマトの苗

ジモティーで50円で手に入れた。品種は不明。

用土

買ったのは『完熟トマトの土』という名前の土。商品名の単純明快さに惚れた。

他にもカゴメの土は『袋栽培』といって袋そのものがプランターの代わりとして利用できる製品がある。手軽に挑戦してみたいならそっちもおすすめ。

プランター

参考した記事で紹介されていた支柱設置用パーツ付き・底面給水という特徴と似ているプランターにした。

底面給水システムを設けることで根腐れ&水枯れしにくくなるらしい。

支柱

ミニトマトに支柱が必要な理由は、茎をしっかりと立てて、風通しや日当たりを良くし、病害虫から守り、収穫量を増やすため。

ミニトマト1個の重さは、おおよそ10gから30g程度。それが何個も同時に実るとと結構な重さになり、自重に耐えられなくなるとか。

支柱を立てる理由
  • 茎の自立
    ・ミニトマトは実がどんどん重くなり、茎が倒れてしまうことがある。支柱で茎を固定することで健全な成長を促す。
  • 風通しの改善
    ・風通しが良くなることで、病気や害虫の発生を抑え、均等に育つ。
  • 日当たりの向上
    ・支柱で茎を立てることで日当たりが均一になり、実の生育が促進される。
  • 地面からの病害虫予防
    ・茎が地面に触れる部分が減ることで、土壌から伝染する病気や害虫のリスクを軽減できる。

グッデイにあったΦ(直径)11mm・長さ150cmの支柱(5本セット)をとりあえずで買ってみた。ちなみにこの選択は失敗だった。詳細は後述する。

肥料

野菜用ならぶっちゃけなんでもいいと思う。プランターで小口ネギや大葉を栽培しているので、使い切れていない余の肥料を使う。

薬剤

去年から家庭菜園で大葉を育てていたんだけど、やたらとバッタに葉を食われていた。大葉独特の風味や匂いは虫には関係ないことが分かった。

今年も育てている大葉と併用するので、憎きバッタに加え、ミニトマトに付きやすいアブラムシやハダニにも通用する酢を使用した薬剤にする。

食べる直前の果実に吹き掛けても大丈夫な『やさお酢』というものにした。

3本仕立てに挑戦する

https://eco-guerrilla.jp/blog/how-to-grow-tomatoes/

初心者は1本仕立てや2本仕立てがおすすめと書いてあるけど、今回はそれをすっ飛ばして3本仕立てに挑戦する。

最初勘違いしていたんだけど、n本仕立てというのは支柱の数を表してるわけではなく、n本の枝から生えてくる実を育てようというやり方。

脇芽というものをそのままにしておくと、その芽の成長に養分が使われてしまう。余分な脇芽を取り除いて、ひとつひとつの実を大きく成長させようというわけだ。

今回挑戦する3本仕立ては一番花が生えてる主枝とその下の脇芽2本の残して育てる。

脇芽とは主枝と葉の付け根から生えてくる芽のこと。

元を取るには124粒の収穫が必要

ここまでかかった費用はミニトマトの苗50円、プランター877円、土723円、支柱657円、やさお酢785円の合計3092円。

私の住んでいる「九州地方のミニトマト1個当たりの最新の価格」をChatGPTに聞いてみた。

2025年5月現在、九州地方におけるミニトマトの価格は、産地や販売形態によって異なります。 以下に、最新の卸売価格と小売価格の情報をまとめました。

🏬 卸売市場での価格(1kgあたり)

熊本県産ミニトマト:2025年2月時点で、大阪市中央卸売市場における熊本県産ミニトマトの卸売価格は、1kgあたり576円から1,296円の範囲で取引されていました。  

宮崎県産ミニトマト:同じく2025年2月時点で、宮崎県産ミニトマトの卸売価格は、1kgあたり595円から945円の範囲で取引されていました。  

ミニトマト1個の重さを約15gと仮定すると、1kgあたり約66個となり、1個あたりの卸売価格は約8.7円から19.6円程度と推定されます。 

🛒 小売店での価格(パック販売)

熊本県内の小売価格:2025年4月16日時点で、熊本県内のスーパーにおけるミニトマト(約150g・1パック)の平均価格は254円(税込)で、最頻値は199円でした。  

福岡県内の小売価格:2025年3月時点で、福岡市内のスーパーにおけるトマトの平均価格は1kgあたり340.7円でした。  

150gパックには約10個のミニトマトが含まれると考えられ、1個あたりの小売価格は約25円程度と推定されます。 

🌾 天候による影響

2024年の猛暑や台風の影響により、九州地方ではミニトマトの生育に支障が出て、品薄状態となりました。 その結果、価格が通常の2倍程度に高騰するケースもありました。  

📌 まとめ

卸売価格(1個あたり):約8.7円~19.6円 

小売価格(1個あたり):約25円程度 

価格は季節や天候、地域によって変動します。 特に天候不順が続くと、供給不足により価格が高騰する可能性があります。 最新の価格情報を確認するには、地元のスーパーや直売所のチラシをチェックすることをおすすめします。 

2025年3月時点で、福岡市内のスーパーにおけるトマトの平均価格は1kgあたり340.7円。

そして150gパックには約10個のミニトマトが含まれるとして、1個あたりの小売価格は約25円程度と推定される。3092÷25=123.68… つまり124粒で元がとれるということになる。

育て方によっては一つの苗で100粒以上取れるらしいので、この苗のポテンシャルに期待したいところ。

余ったらドライトマトにする

消費しきれない分はセミドライもしくはドライトマトにして保存期間を伸ばしていこうと思う。

甘みやうまみが凝縮されるので、青臭さはなくなりそう。オイル漬けにして消費期限を強引に延長することもできる。

失敗したこと【追記】

今後も栽培する予定なので、来年に備えて改善していくことを書いていく。

品種が不明

今回は安かったという理由でジモティーで苗を購入したわけだけど、後々調べてみたら、品種は日本だけでも200種類以上、世界では8,000種類以上が存在する。

さすがに玄人向けの品種じゃないとしても、皮の厚さや甘みや酸味とかで適した調理は違ってくるので、もっと調べて取り掛かるべきだった。

もっとも最終的にはドライトマトにして水分を飛ばして凝縮させるので、違いが判りにくいとは思うけど。

支柱が短かった

支柱の長さは150~180cmと表記されている記事が多かったので、鵜吞みにして150cmを購入した。これが間違いで、私は土に挿入する長さを全く考慮していなかったんだ。多分正解は『(土から露出する長さが)150~180cm』だと思う。

プランターの深さが30cmほどなので、結果的に土から露出して誘引できる部分は120cmになってしまった。

成長しすぎた場合は後々、とぐろを巻く間隔を狭めて対応していこうと思う。

支柱が太すぎ

最初に釈明させてもらうとこれはグッデイが悪い(責任転嫁)。今回購入した『AZ菜園プランター丸型』には支柱の設置を補助してくれるパーツが付いているというのは前述した通り。

センター支柱を軸にサイド支柱を立てて、行灯仕立てという安定した組み方をするフレームとプランターの縁からサイド支柱を固定するスタンドがあるんだけど、そのパーツの対応の太さがセンター支柱はΦ8~11mm、サイド支柱がΦ8mm。

私が買ったのはΦ11mm×5のセット。つまり、パーツにはセンター支柱しか入らない。そんなわけでパーツを使った行灯仕立ては諦めて、ピラミッド仕立てに変更した。

そもそもグッデイにはミニトマトの栽培に必要な『長さ150cm~』かつ、AZ菜園プランターに必要な『Φ8mm』の2つの条件を満たす支柱はなかった。これはあんまりだと思う(責任転嫁2回目)。

苗の植え付け場所が最適じゃないかも

事前に学んだ記事だと、プランターの中心に苗、少し離して支柱を立てていた。植物の苗を植え付けるのはプランターの中心が当たり前だと思っていたけどそんなことはないらしい。

というのも、植え付けた後に視聴した動画では中心にセンター支柱を立て、そこから5~10cmほどずらして苗を植えていた。
そうすることで、行灯仕立てのセンター支柱を正確に中心にもってくることができるので、支柱全体の安定性が確保できるとか。

そもそもパーツを使った行灯仕立てができない時点で、このやり方は無理なんだけど、苗の位置をずらすプランは私の脳内になかった。来年のミニトマト栽培の手本にしていきたい。

経過報告

ここは成長過程を追記していく。

2025/5/20 栽培開始

支柱はピラミッド型にした。
既に花が出現していた。

2025/5/31 実がなり始める

早速一つ実っていた
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