性への探求は人類を発展させる
ついにVR(バーチャルリアティー)の世界に手を出してしまった。
始まりはとあるゲームでのこと。
ハニーセレクト2 リビドー(以下、HS2R)というアダルトゲームをPCでやっていたのだが、当初はなんの不満も画面越しでは段々とプレイヤーと女の子を観察しているだけでは?という感覚に陥っていた
そこでカメラを主観視点にできるMODを導入すると没入感がすごいことに。『女の子が目の前にいる』という感覚を体験できた。そこで更に『これがもしVRだったらどうなるんだろう』という欲求が出てきてしまった。
ゲームのVR化に関しては、HS2R自体は公式のVRパッチが存在しており、それを導入するだけだった。
その結果、自分の中で革命が起きてしまった。もはや別ゲーとまで言えるレベル。
初期費用は決して安くはないがそのゲームの世界に入り込めるという体験は凄まじかった。
Meta Quest2(Meta)32000円
最初のVR機器ということでなんとかProみたいな高い金額のものは躊躇した。現行型でパーツも豊富そうなMeta Quest2(旧Oculus Quest2)に決定。
しかし、製造・出荷するコストの増加のため、2022年8月1日から価格改定され、2万円以上の値上げで128GBが37,180円→59,400円、256GBが49,280円→74,400円になった。
型落ちになってより安価に
2023年10月10日に次世代機種のMeta Quest3が発売された。
Quest3購入者が乗り換えのためにフリマアプリに出品していると思うのでチェックしておきたい。
多分周辺機器も伴って安くなると思う。
そということでフリマサイトを巡回。肌に身につけるものとはいえ中古品には抵抗がなかったのでラクマで32000円にて落札。
かなりの美品でハードケース付き。これはありがたい。
到着してワクワクで使ってみた。しかし問題点も見えてくる。
買ってよかった周辺機器
フェイスクッション 2800円
Meta QuestのMetaはアメリカの企業。故にサイズもアメリカナイズされている。
特に鼻周りは顔の彫りが深い前提で作られているようで純正状態で被ると鼻の辺りから光が漏れて没入感が失われる。そこで鼻パッドを装着し隙間を覆うことで外の情報を遮断することでこの問題が解消される。
他にも空気を循環させるムレ防止の通気口みたいなのが開いているがあまり効果を実感したことない。
Eliteストラップ 2700円
その場でじっとVR映像を楽しむのであればともかくVRゲームなどをやるのであれば別。
純正のままだと少し頭を傾けるだけでずれてしまう。そこでヘッドバンドを後頭部の深くまで延長するエリートストラップを導入。公式アイテムだと7000円代、高い。これも4000円程度のサードパーティ製で妥協する。
使ってみると目深な帽子を被っているような感覚で安定性が段違い。調整は後頭部の丸いダイヤルを回すだけ。
ただ真下を向くような状態だと緩んでズレてくるので注意が必要。
度付きレンズ 4000円
眼鏡自体のサイズや横幅にもよるがゴーグルに入り切らない。入ったとしてもゴーグルと接触してツルが歪みそうだし、眼鏡がズレたときの修正が面倒…などの理由から眼鏡をかける人がVRを楽しむには必須だと思うアイテム。
公式のレンズは保証がついてるけど案の定高いので安価な中華製で妥協させてもらった。
取り付け方はゴーグルに台座をはめ込んでその上からレンズを取り付けるだけ。磁石なので勝手にくっつく。
取り外しも簡単なのでレンズが汚れてしまった際は簡単に水洗いもできて便利。眼鏡を持っている人ならメガネのシャンプーとかメガネ拭きを持っているだろうからそれを使ってもいい。
デメリットは眼鏡の取り外しが面倒なこと。
VRゴーグルを外すと当然見えないので、熱中すると眼鏡をどこに置いたか忘れてしまい、手探りで探すハメになること。
度数は眼鏡を作ったときのレンズ保管袋に書いてある度数を参考にして注文した。
Linkケーブル 1110円
Quest2はバッテリーの消耗が激しい。ゲームによっては消費速度>充電速度で充電がもたない。私はそういうことでストレスを感じながらゲームのでしたくないので、PCから充電しつつQuest Linkを使える優先を選んだ。タップから電源をとってPCとはAir Link(ワイヤレス)で通信する方法もアリ。
動き回ることを加味して5m版を購入者。L字型になっていて差込口に負荷がかかりにくい。
激しい運動を伴ったり長時間プレイするのであればならバッテリー付きのエリートストラップも選択肢に入るが15000円という価格と頭が重くなるのが悩みどころ。
買ってよくなかった周辺機器
有線イヤホン 1500円
Quest2にはスピーカーが内蔵されているのだが、普段、無音が嫌で常時稼働している空気清浄機の音が入って来るのでイヤホンを導入した。
Bluetoothイヤホンもありだが、これ以上デバイスが増えて別々に管理するのも面倒かつVR機器はまとめてワンセットで完結させたかったので有線タイプに。
音質重視ならヘッドホンを選ぶのだろうが、VR専用のものじゃないと後で紹介するEliteストラップとヘッドバンドが干渉するし、そして試聴すらできなそうなのとニッチ過ぎて種類が少なく価格もそれなりに高かったので1500円程度と比較的安価なイヤホンにした。
短めのコードで作られている専用イヤホン。差し込んで固定し、収納できるホルダーがついている。
ケーブルクリップでコードを固定
イヤホンを付けたのはいいのだが、短めであるとはいえゴーグルと接触して発生する振動や音が耳障りだったり、コードが垂れて顎に当たって非常に煩わしかった。そこでダイソーやらで売っているコードクリップで束ねる。するとこれらの問題は解決できた。
普通に音質はクソ
冷静に考えなくても分かるけど値段相応。スピーカーの方がまだましだった。
あとノイズキャンセリングなんてものは付いていないので、6畳という空間のせいか空気清浄機の起動音が非常に耳障りになってきた。
それとコードが細い分コードクリップのフックの隙間をすり抜けてくるから意味がなくなった。
最終的にワイヤレスイヤホンに
最終的にノイキャン機能の付いたBluetoothイヤホンに落ち着く。購入したのはアマゾンセール安くなっていたEarFun Air Prpo3。
充電ドック 5500円前後
めっちゃ便利。多分マストバイ商品。本体とコントローラーの収納と充電を同時にできるのを選ぼう。
大抵はワイヤレス充電のために充電端子にマグネットを差し込むタイプなので有線で繋ぐ『Quest Link』を使う場合、抜き差しがいちいち面倒なのがデメリット。
コントローラーに充電式電池と入れ替えてワイヤレス充電するのもあるが価格が高くなるし、既にエネループを使っているので保留した。
【追記】結局Linkケーブルでの充電に逆戻り
しばらく使ったけど長時間かつ有線でのQuest Linkを中心する私の使用環境には合わなかった。しかも買った商品が悪いのか、個体差なのか分からないけどまったく充電しない。さらにちゃんと充電しているか否かの表示がドックに収めた状態だと見えない。
ということで有線での充電に戻った訳だけど、動き回りことを想定して買った5mものケーブルがかえって邪魔になってしまった。
すっきりした収納方法を探したけど、専用の商品は収まりはいいが値段が高すぎる。
そこで購入したのは3台同時収納できるクランプ固定式のヘッドホンスタンド。Quest本体とコントローラーを1か所に収納できる。ただコントローラは滑りやすく、引っ掛け方を考えないと落下する点は注意。
ケーブルは電動昇降デスクの脚に磁石フックをくっつけ、ケーブルの可動域ギリギリまでマジックバンドで固定することでケーブルの露出と垂れを必要最低限で済ますことができた。
【感想】45,000円で世界が広がった
YouTubeVRなど身近なところにもVRは溢れているし、台頭していくんだろう。
特にアダルトコンテンツはヤバイ。FANZAのサンプルでも充分に堪能できる。HS2Rでこれだけすごいんだから今後出るゲームはAIとかと掛け合わせることでもっとヤバイものになるだろう(語彙力)
しかしこれで三大欲求の一つは解決したようなもんだから人生は安泰だ。
【今後の課題】PCのスペックが追い付かない
まずPCのスペックが足りない。VR版ともなると要求スペックが上がる。
5年前くらいに買ったガレリアXTというゲーミングPCを運用しているのだが、HS2Rは行為の速度を速めるとカクつきと残像が出始めるし、他のゲームはテクスチャや光、影のレベルを下げたりしなければ動作が重くなる。
特に支障をきたすまではないのだが目が肥えてきたりすると一気に気になり出すので、なるべくは推奨スペックに合わせたPCにしたい。
Quest Linkで楽しむゲームだけでなくQuest2にもブラウザやYouTubeはあるのでPCを挟まずにそちらでVR動画を検索しても無問題。