【マッチングアプリ】アラサー実家暮らしが3ヶ月で14人とデートした話【体験談】

マッチングアプリ

2023年の夏、出会いを求めてマッチングアプリに手を出しました。それも数十万のオンラインサロンに参加して、コンサルタントにアドバイスを貰いながらです。

  • 実家暮らし
  • アラサー
  • チェリーボーイ


こんなやつがどこまでいけるのか是非見ていってください。

結論から申し上げますと、チェリー卒業のチャンスが2回ありましたが、どちらとも逃しましたし、手を繋ぐどころか手を重ねる程度に終わりました。


マッチングアプリで出会った14人の女性たちとの内容についてはこちらの記事に。

アンデル
アンデル

部屋主のアンデルです。実家暮らしが6畳子供部屋で快適に過ごすための術を模索しています。X・Youtubeもやってます。

【マッチングアプリを始めた動機】

脳内を言語化したところ、主に下記の理由になりました。

人生における女性という存在(恋愛・結婚)の優先度を測る

『社会人になると出会いがない』とはよく言ったもので、私自身、社会人どころか学生時代から色恋沙汰とは縁もゆかりも無い人生だったのですが、『婚約』・『逆ナン』といった体験をした友人たちは、人生経験という面では周回遅れでは済まされないほど遥か彼方に行ってしまわれました。

社会人として生きていく中で、誰しも自分なりのルーティーンや物事の優先順位が生まれてくると思います。当然、恋愛・結婚といった異性関係も例外ではありません。

そして世の人類は仕事や趣味は別に、同時平行で異性との出会い・交際、はたまた結婚・子育てをしているわけではありませんか。

勝手に縁がないからと切り捨て、恋愛の優先順位を下げて、現実から目を背けているのでは?と今までの自分自身に対してかなり懐疑的になりました。

ネットサーフィンをしていると「20代で経験すべきこと・やってよかったこと」のような表題の記事をよく目にします。その中には恋愛も含まれており、

  • 今までやってこなかったことを経験してみたい。
  • 年上(30代)・年下(10代)と関わりやすい20代では、むしろ積極的に動かなければならない

との結論に至りました。

先ずはマッチングアプリを通して、今まで敬遠していた(されていた)女性という生き物に触れてみようと思った次第です。

現代を生きる一員として社会に存在していい人間なのかという疑問

何やかんやで大学を卒業できたわけですが、専攻(心理学)とは全く畑違いの職業に就いてしまいました。

そんな事象は数多の就活生・社会人の先輩方が経験しているわけですが、ふとした瞬間、私は「それに注ぎ込んだ金や今までの時間とは何だったのか」という考えが脳内をよぎり、就職してから暫くの間、自問自答していました。

そのような「今までの時間は何だったのか?(今までの時間は無意味)」的な疑問を最大限拡大したのが『生物の本能は自分の遺伝子を後世に残すこと』だと自分の中で勝手に答えを出しました。

子孫を残せなかったら先祖から脈々と受け継げられてきた遺伝子を次世代に引き継げないわけで人類としてはともかく、子を成せず末代になった時点で一族としては終了です。

このように童貞を拗らせた謎哲学の結果、『私は遺伝子を残す側 or 淘汰される側なのか』をマッチングアプリで決めようという突拍子もない結論に至りました。

つまり女性に選ばれる=存在を許された人間 or 女性に選ばれない=ひっそり日陰者として生きていく
という二択を己に課しました。

【オンラインサロンに応募】

普段からもしもの出会いに備え、最低限の清潔感は意識していました。

そんな中、『清潔感』というフワフワとした言葉の正解を追い求めるため、美容系の記事や動画を猟渉した結果、オンラインサロンに加入しました。

コンサルタントに指導を仰いだ動機

動機は下記の通りです。

  • 外見・コミュニケーション能力の改善
    ・『眉』や『髪』といった身だしなみの最低限は整えていたが、情報過多で何が正しいのか方向性が分からなくなっていたところ、『間違えた努力は無駄』という言葉が心に刺さる。
  • 将来、結婚相談所に行くよりマシ
    ・料金は決して安くはなかったが、将来、結婚相談所に月何万も払うより、ここでダメだったらすっぱり諦めて、その分を趣味など自分の為に使おうという考えに至る。
  • その道のプロが指導
    ・どこの馬の骨とも分からないナンパ師ではなく美容師・ホスト・カメラマンといった複数人での指導。
    ・もらった資料もエビデンスがしっかりしていて合理的だった。

髪・肌のケアのやり方・顔の形・雰囲気に合わせたファッションの考え方・コミュニケーションのイロハなどの情報がネットでいくらでも入手できる昨今。

サイトによって主張が違いすぎて、素人の私にはどれが正解かわかりません。それらの判断をプロに仰いで、できる限り最短で結果を出そうとした次第です。

相談して導き出した目標・方針

  • 外見の改善
    ・いうなれば『外見は内面の一番外側』。ことマッチングアプリにおいては最重要で、内面(プロフィール)すら見られずに足切りを食らうことは日常茶飯事。
  • コミュニケーション能力向上
    ・外見のコミュ力を改善して対話を繰り返し経験を積む。
  • チェリー卒業
    ・彼女を作るという目標はあえて捨てて、とにかくチェリーを卒業し、自信をつける。
  • いつでも彼女を作れる状態を作る
    ・人としても男としても余裕を持った人間になる。
    ・近い将来、気になる人が出てきた場合に難なく距離を縮めることができるようになる。

【これまでの恋愛遍歴と陰キャ度】

今までの女性経験を書き連ねていこうと思いましたがほぼ書くことがありませんでした。

現状は下記の通りの惨状でございます。

  • 女性と遊んだことも手を繋いだこともない
    ・ない。本当にない。
  • 告白したこと・されたことない
    ・大学生のとき、”小学2年生からの初恋の同級生”とバイト先が同じという今生史上最大の奇跡で再開するが「うっす…」の挨拶のみで会話が終了。お互いに就職で辞めるまで、事務的な会話のみのチキン。
  • 彼女いない歴=年齢
    ・そのまんま。原因は顔・行動力など思い当たる節が多すぎて、逆にわからない。
  • チェリーボーイ。
    ・夜のお店にも行ったことがない、俗に言う『真性童〇』・『完全〇貞』。

さらに私の陰キャ度を表す惨状として

  • カラオケには行ったことあるが、歌ったことはない
    ・基本ドリンクバーとの往復。
  • バンドを知らない・ライブに行ったことない
    ・そもそも音楽に興味がない。強いて言えばゲームの曲を申し訳程度。
  • ラウンドワンに行ったことがない
    ・そんな青春を過ごしてみたかった。
  • クラブに行ったことない
    ・そもそも日が暮れると怖いので基本的に外に出ない。

という可愛いヤツです。

【事前準備】

コンサルタント指導の元、改善した箇所とその理由を書いていきます。

外見

  • 目指すのは『韓国風の雰囲気イケメン』
    ・流行っているので万人受けを狙う。
  • コンサルのアドバイスを受けて『長めのマッシュヘア』に
    ・写真を複数枚送られ、言葉で説明すると表現が抽象的になり、齟齬が発生するので「写真の通りにやってもらえ」とのアドバイスを賜る。
  • 服はフォーマル寄り・モノトーンコーデ
    ・ユニクロやGUなどで十分。
    ・カジュアルめな服装をした人が多いので、フォーマルが映える。
    ・カジュアルは幅があり、好みが分かれるのに比べ、フォーマルはある程度画一されてるからセンスがなくてもマシになりやすい。
  • シークレットシューズで身長をかさ増し
    ・後述する身長を詐称するため。173cm→178cmに。身長は高ければ高いほど良い。

コミュニケーション能力の改善

心理学にはコミュニケーションにおいて

  • 見た目や仕草や表情、視線などの『視覚情報』が55%
  • 口調やトーンなどの『聴覚情報』が38%
  • 話の内容や言葉の意味の『言語情報』が7%

の割合で影響を与えているという『メラビアンの法則』というものが存在します。

外見をクリアしても残り45%が待ち受けているわけです。さらに、この法則をもとに考えるとメッセージ(言語情報)を一週間続けるより、一回の電話(聴覚情報)の方が効率的に距離を縮めやすいということになります。

つまり会話によるコミュニケーションは最重要

ということで私のコミュ力を分析してもらいました。私は自身のことをコミュ障だと思っていましたが、どうやら単純な問題ではないようです。

女性を神聖視しすぎて、顔を見れない・まともに喋れない といった、女性と関わりがない男性にありがちな、『極度の緊張状態』ではなく、単に相手に興味がなく、結果的に質問や会話が思い浮かばないのではないかという原因が判明。

しかもそんな状況に陥っても知らん振りだったり、どこか他人事のように振る舞っている節があるという指摘をされました。

自己保身・自分第一にしてきたツケが回ってきたわけです。

という訳で女性と早く打ち解ける方法のアドバイスをもらいました。

原因と解決策
  • 何を話せばいいのか(話題)が単純に分からない
    ・話題の広げ方のテンプレート化。
    天気→通勤手段→労働場所→仕事のスケジュール→朝や夜の過ごし方→自炊の話→ご飯の話→「気になる店あるから行こうよ」といった具合。
  • そもそも相手に興味がない
    ・あえて相手のことを性的に見たり、魅力を見つけることで相手と距離を縮めたいと自分自身に思い込ませる。
  • 数をこなして経験値を貯めていく
    ・多くの女性と会話を重ねていくことで「またこの流れか…」と感じたり、ウケのいい鉄板のエピソードが増え、自信に繋がる。

自己紹介文

プロフィールは就職活動でいうエントリーシートのようなもので、女性からぱっと見で足切りされないように、少し盛るようにします。

あまりにも現実と乖離したプロフィールにするとやり取りをしているうちにボロが出るので、あくまでも、実現可能な範囲に留めることが重要です。

  • 年収 300万⇒400万以上~600万未満
    同じ年代の平均年収から+100~300万円程度に。素で平均より高ければそのままで。
  • 身長 173cm⇒178㎝
    170㎝以上でフィルターをかけている女性が多く、足切りのため160㎝台の方は盛った方がいいそうです。理想は170㎝後半~180㎝前半。
    ・シークレットシューズ+インソールを併用。最初は173+6.5=179.5cm、四捨五入して180cm表記にしていたが、不自然すぎたので最終的に178cm表記に改めた。
  • 同居人 実家暮らし⇒一人暮らし
    ・『家事能力が独り暮らしに比べて低そう』、『家賃、光熱費の概念がなく金銭感覚がない』というイメージがあるため、実家暮らしなどのマイナス要素は極力隠す。
    ・このことで女性を家に呼べなくなる。
    ・父親(出張中)が倉庫代わりに使っているワンルームアパートが徒歩圏内にあり、生活感は最低限あるので、いざというときは誤魔化せる。
  • 趣味 ゲーム、youtube⇒料理、ドライブ、旅行、カフェ巡り
    ・女性ウケ重視でインドア・アウトドアを混ぜつつ、家庭的な男性を演出私は下記の文章を自己紹介に書いた。
    〇旅行・ドライブ
    「近距離も遠距離も行きます。」、「車に自転車を載せて、宿泊先についたら現地を自転車で周るのが楽しみです。」
    〇カフェ巡り
    「仕事中に見かけて気になったところに行くことが多いです。」
    〇料理
    「同僚と釣りに行くようになり、魚を捌けるようになりました。Youtubeの影響でイタリアンを作るようになりました。」

プロフィール写真

  • メイン写真は全力の笑顔
    ・一番最初に目に入る情報。つまりメイン写真で興味を持ってもらわないとサブ写真や自己紹介文を見てもらえない。
  • サブは全身の写真
    ・雰囲気が分かるように全身が映ったもの。
    ・メインとサブを同じ日に撮影するのであれば、服を変えて違う日に撮影したかのように錯覚させる。
  • 残りはご飯、動物、趣味の写真で埋める
    ・自分の自己紹介文を反映させた写真を載せる。
    ・外食なら「この人とならこんなものを一緒に食べられるんだ」という印象を押し出せる。
    ・動物好きの女性はかなり多いので、インスタなどのSNSから写真を拝借しつつ、「実家の犬です」などのバックストーリーを考えておく。

写真撮影

写真は日曜の午前中に美容室に行き、撮影時に可能な限り最高の状態にし、午後に友人に撮影をお願いしました。撮影場所は公園とカフェで撮影者と談笑しつつ、自然な笑顔を撮ってもらいました。

その際、居酒屋料理の写真を何枚か拝借。ありがたいことにその料理のことで話が盛り上がり、会うことができた女性もいました。

デートする店の選定

それに加え、アポイントがスムーズになるよう、事前に良さげなお店に目星を付けておきます。

集合する店の条件
  • アクセスの良い場所
    ・お互いの中間地点や都市部などアクセスの良い場所。
  • L字席または、カウンター席の店
    ・対面だと『相手を正面に据えることになり緊張が生まれやすい』、『物理的な距離ができる』。
    ・オープンテラス席だと尚良し。
  • 隣の席と近すぎない
    ・会話に集中できないため。

あくまでも自分から提案する場合です。女性が行きたい店があれば、そこに合わせるようにします。

初めての行く店だと、どうしてもメニューやアクセス、店内の雰囲気が気になり、気圧されがちです。行く店を固定し、常連客レベルになることで少しでも緊張する要素を無くす作戦です。

私は10回以上同じカフェに行くことになりました。店員同士でヤバイ奴と裏で噂されているかもしれませんが、もはや店員さんを養っているのも同然なので文句は言わせません。

使用するアプリの選定

マッチングアプリ選びに重要なのは最低限の民度』・『年齢層』・『利用者数の多さ』です。
最終的にコンサルから勧められたのがPairs(ペア―ズ)です。

理由は下記の通りになります。

  • マッチングアプリで会員数が一番多く地方都市でも出会いやすい
    ・会員数は2000万人と一番多い。
  • 民度が高く、ある程度真剣な女性が多いこと
    ・Tinderは民度が終わってて、業者も多い魔境。ユーブライドなどの女性が有料のアプリは民度が高い一方、真面目な女性が多く、回転数が悪く経験を積むスピードが遅くなる。
  • 過度な課金が必要ない
    ・有料会員にならないとマッチングした女性からのメッセージが読めない&こちらから送ることもできないので実質強制課金
    ・料金は3か月で9000円。1日あたり100円だが、それ以上の機能に課金の必要はない。

【アプリ内での動き】

スタートダッシュを決める

各アプリのアルゴリズムに寄りますが、ペアーズでは登録して3日ぐらいはホーム画面で登録したばかりの人が表示されます(多分)。

With(ウィズ)の方は登録して24時間以内はいいねし放題らしいです。

足あと営業

課金をせずいいねを付けてもらう主な方法は足跡を付けることです。

設定から足跡の履歴が残るようにして、いいねされやすいように条件を『ログイン3日以内、居住地周辺、年上』にしてスワイプし続けましょう。

いいね返し

先に女にいいねしてもらうことでいいねを消費しない『いいね返し』することができます。プロフィールを盛ったのもこのためです。

無料いいねを消費しないので必ずいいね返しをしましょう。

毎日、毎月に付与されるいいね

好みの女性を見つけたら積極的にいいねをして、返してくれるのを待ちます。

足跡営業でいいねされている+プロフィールがまともであれば、いいねを返される確率が上がり、マッチングしやすくなります。

私はやる気が無くなり、途中から使うのを忘れて200強も貯まってしまいました。

【デートまでの流れ】

  • 基本はメッセージ⇒通話⇒会うの流れ
  • メッセージ
    5往復以内で通話の打診。
    ・返信には必ず質問を入れることで話題を切らさない。
    ・有料会員期間が過ぎてもLINE交換すれば連絡が取れるというのを頭に入れておく。(いい感じの人がいたけど有料会員期限が過ぎて、その人のために1ヶ月分課金→連絡がつかなくなる…なんてこともあり得る)
  • 通話
    ・通話時間は長くてもいい。
    ・ペアーズは通話が15分になると切れる仕様なので、引き続き通話をする or LINE交換を持ち掛ける
    『仕事⇒趣味⇒過去の話(学生時代)⇒恋愛』の順でプライベートな内容に触れていき、5W1Hで話を広げる
    電話中に会う約束をする(店決めや日時まで決める)
  • 実際に会う(デート)
    ・通話やメッセージで話した内容を掘り下げる
    2回目の約束を取り付ける(店決めや日時まで決める)
    基本奢る(相手が出してきたら一度は断る、それでも渡してきたら素直に受け取る、割り勘なら一度は断(ry。素直に割り勘する。)

電話が苦手だったり、実家住みで親に聞かれるのが恥ずかしい人というもいるので、必ずしも『メッセージ⇒通話⇒デート』の流れではありません。

【いいね数とやり取りを交わした人数】

実際にマッチングアプリを使ったのは6月から9月までの3ヶ月間です。

しかし残りの半月はやる気ゲージがゼロになり、ただアプリを触っているだけで、通話や実際に会うといったことはしていません。

1ヶ月経過時にもらったいいね :114

ありがたいことに、アプリを始めて25日でいいねが100を越え、丁度で1か月で114まで伸びました。(いいねは1ヶ月で消える)

調べたところ、男性の平均いいね数は22~25らしく、平均の5倍近くまで伸びていました。そして2か月目以降も新規登録者ブーストがなくなったとはいえ75前後を上下していました。

マッチング:135人

メッセージによるコミュニケーションの経験値を増やすため、顔や年齢、趣味に関わらずいいね返ししていました。

メッセージ:105人

マッチングしたら忘れられる前にすぐにメッセージを送ります。

女性は毎日膨大な量のメッセージを受け取るので、「マッチングありがとうございます」や「よろしくお願いします」ではなく、「僕も〇〇好きです。××ですよね!」のような相手のプロフィール内容に触れたメッセージを送ります。

通話:20人

テンプレをPC画面に映してカンペにしていたので沈黙はなかったと記憶しています。

そもそも通話できる時点で容姿の足切りはクリアしているも同然なので、後はトーク力次第です。

脱落した6人については下記の通りです。

  • 3人から会う当日に体調不良になる予告される。
  • 相手が喋らないのでこちらから質問を重ねていたら、突然通話を切られる。
  • 2人程、合わないと感じたのでお互いにフェードアウト。

実際に会った人:14人

通話まで行ったら半分以上は実際に会えました。
デート回数と人数の比率は下記の通りです。

  • 1回:10人
    ・デート1回で関係が終わっている人が多いのも、「もっと話したい」と思えず2回目の打診ができなかったり、女性がそれを感じ取っているのが原因かも知れない。
  • 2回:2人
    ・全くタイプじゃない人と、2回も会ったのに質問に対する返答がおかしくて、距離感が掴めない人がここで脱落。
  • 3回:1人
    ・3回目デートの帰りの車内でいきなりテンションが低くなり、LINEブロックされる。
  • 5回:1人
    ・経験値獲得のために会っていた人。手すら繋がず終わる。

マッチングアプリで出会った14人の女性たちとの内容についてはこちらの記事に。(2回目)

【感想やメリット・デメリット】

改めて年齢=彼女いない歴、童貞がコンサルに数十万払い、マッチングアプリに挑戦した感想を記します。

怒涛の挑戦を終えた感想

  • 看護師・保育士多すぎ
    ・職業柄出会いが少ないのかマジで多い。もはや女性のアプリ人口の半分は看護師・保育士で構成されているレベル。
  • ジャニヲタ・K-POP好多すぎ・ディズニー好き多すぎ
    ・隙あらばキンプリだのスノーマンだのBTSだのを見かける。
    ・3人に1人はプロフィールにディズニーで撮った写真がある。これは多分ミッキーのステマ。
  • 化粧は大変だとしみじみ思う
    ・会ってくれた女性たちが『私に会うためにメイクをして、服を選んでくれている』事実に興奮した。
    ・閑話休題、女性は化粧が実質強制みたいなもので美意識は高いだろうし、私自身がスキンケアをする過程で、美しさ保つことには想像以上の時間と手間が掛かることが分かり、それだけのことを毎日している事実に恐れ入った(夏だったのもあってメイク崩れを気にしている女性が多かった)。
  • 飲食代と移動費も意外とバカにならない
    ・マッチングアプリを始める前は月会費しか頭になかったが、交通費・駐車場代も割とかかる。
    ・会うとなると、駅チカ・都市部の店に行くことになるが、その辺りのコインパーキングは高く、回数を重ねていくと結構な金額になる。
    ・コンサルの指導で基本は奢りの方針だったが、喋ってて「次はないな」と思ったら会計時に割り勘でもアリ。
  • 知らん女に奢りたくない
    ・「出会いを求めておいて何を言ってるんだ」と言われそうだが、私は『自分で飲み食いしたものは自分で払う』という価値観。ましてや、今後関係が進展するか確約できない、どこの馬の骨とも知れない奴の飯代なんか支払いたくない。
    ・マッチングアプリは女性優位で、飲食代を奢る男性が多い。コンサルも「基本は奢ってください」と言っていたが、嫌なものは嫌だった。たぶん私の器は猫の額よりも小さい。
  • 話のネタになる
    ・マッチングアプリに触れることのない年配の方はともかく、マッチングアプリをやっている人も他人の戦績が気になるらしい。
    ・14連敗(自業自得)・チキってチャンスを逃す・5回も会ったのに手すら繋がないというのは良くも悪くもインパクトがあるようで、あーでもないこーでもないと話のネタになることが多い。
  • 心を押し殺すことも必要
    ・課金額の元を最大限取る(女性と会う)には、終了日までに自分のやりたいことを封印する鋼の心が必要。
    ・四六時中返信の内容を考え、”通話する時間帯決め”、”実際会うための時間の確保”と慣れないことをやったストレスがとんでもない。後半は期間終了が待ち遠しかった。
    ・同じオンラインサロンには私以上に女性と会い、経験人数が爆増したり、交際に発展していく人もおり、内容を聞いたがかなりの過密スケジュール。
    ・自分から挑戦したこととはいえ、やり取りの内容を考え・実行する時間と労力、そして何より金を使うのが本当にストレスだった。慣れないことはするもんじゃない。

悟ったこと

ここからはアプリを使っていくうちに気づいたことを書いていきます。

  • そもそもアプリを使わざるを得ない時点で負け(私自身も含む)
    ・一番いいのは『同じような「年齢」・「学力」・「価値観」の人間が「クラス」・「学校」という単位で構成される、「非打算的」で「擦れていない」学生時代からの付き合い』。
    ・また、恋愛的な市場価値の高い人間はアプリという存在に触れずに、友達・同僚・先輩・後輩から紹介といった、リアルの環境の中で出会い、交際・結婚していく。
    身の回りで恋愛をしたくない人以外である前提だが、紹介されないということは
    〇『同類の友達しかいない人間』
    〇『友達すらいない人間』
    〇『本当で出会いがない人間』

    ということになる。
    暇つぶしでの登録ならともかく、人間関係の構築といった観点から何かしらの問題を抱えていることが多い(私自身も含む)
  • 人は見た目が9割
    ・アプリを始める前に、ネットや某掲示板などで評判やら体験談を探すうちに、晒されている人たちの画像を見てしまったが、十中八九、自室で自撮りしたような写真ばかり。
    自分にとってアリかナシかを判断する上でまず見るのは、自己紹介の文章ではなくプロフィールの写真。人は最初は見た目で判断し、好みの外見じゃなければ中身を知ろうともしない。私自身もやっていくうちに実感した。
  • 写真よりきれいな人はいない
    ・14人に会う間に悟ったが、所謂『写真写りの悪い人』はいなかった。みんなプロフィール写真の時点で加工でバチバチに決めにきている。世はsnowをはじめとしたアプリが跋扈し、騙し合いは朝飯前と化した令和という世紀末。
    ・上記と重なるが、まず見るのは自己紹介の文章ではなくプロフィールの写真。そこをよく見せようとするのは合理的で何も間違ってはいない。
    ・実際会ってみても、思っていたのと雰囲気と違ったり、はたまた顔そのものが違ったりすることがあった。相手もそう感じたのかもしれない(特に身長)。
  • 良くも悪くもプロフィール画像がピーク
    記念写真や何気ない日常を切り取ったでも加工はできる。ましてや『アプリ内で知り合いを見かけた』、身バレ防止だのと称して、プロフィールに後向きの画像しかなかったり、スタンプで一部分のみならず顔そのものを隠すどころか、そもそも顔画像がなかった強者も存在する。
    ・感性が合ってメッセージや電話が盛り上がったりしても、実際に会うまでは勝手にハードルを上げたりしないようにしたいところ。このことはG(Gorilla)さんで痛いほど学んだ。
  • 他人にそこまで興味が持てない
    ・「人は大抵の場合、仕事に思い入れを持っているから話題を広げるときに聞け」とアドバイスを貰ったが、『他人がどんな思いを持って仕事に勤しんでいるかなんてぶっちゃけ関係ないし、興味がない』と心の底から感じた。
    ・相手からオススメされたものなどを実際に鑑賞し、感想を言うなど、その女性と関わりがあるうちはしていたが、関係が終わると一瞬でやめてしまうようになるので継続性もクソもない。
    ・特に、実際に会った直後に「この人と合わないな」となる雰囲気たるや、なんとも形容しがたい。数百人単位で出会っているマッチングアプリ猛者は性欲ありきだったとしても、本当に尊敬する。

オンラインサロンを受講した感想

  • 美意識が高まった
    ・化粧水・保湿程度はもともとやっていたが、アートメイク(眉に2~3年で消える色素を注入する、タトゥーみたいなもの)やレーシックもしくはILCを検討するまでになる。
    ・人を不快にさせないように清潔感を保つために健康・美容に興味を持ったことは今後に活きるし、やって良かった。
    ・同時に自身が手にかけている部分(爪や歯)は他人はどうしているかと気になる事がわかり、より一層身だしなみには気をつけようと思った。
  • 正しい方向に誘導してくれる
    ・美容師(外見)・ホスト(内面)のその道のプロが見てくれるというのもあるが、問題の共有・原因究明・解決策の提示もスムーズだった。
    ・いくらでも情報が転がっているとはいえ、素人にはネットから拾っても、それが正しいのか精査できない情報が多い。「本当に正解なのか?」と疑ってしまうし、知識がないからこそプロから「こういうものだ」と教え込まれる方が分かりやすかった。
    ・ふとした仕草や話題の運び方など、女性と多く接してきたホストならではの視点や気付きを知ることができた。
    ・外見についてはファッションで迷うことがなくなったし、ブランドというものが無意味だというのも分かった。美容に関しても、自分に合ったケアを見つけ、良好な状態を保つことができている。
    ・内面に関しても、距離感を縮めていく方法や話題の広げ方のアドバイスは、女性だけでなく老若男女問わず応用でき、コミュニケーションが円滑になった。
  • 金が人質でも逃げる
    ・受講料を数十万に設定した理由は『金額が金額だと逃げづらい(サンクコスト?背水の陣?)』みたいことを仰っていたんですが、私にはいくら汗水垂らして稼いだ金が人質になっているとはいえ、嫌だと思ったら放棄して逃げるどうしようもない人間だということが分かった。

挑戦後も活きる知識が多かったです。まさにライフハック。

特に『黒のスラックス・靴下・靴を履くと同色の部分が増え、足を長く見え、スタイルがよく見える』というのは目から鱗で、今でも必ず取り入れています。日焼け止めも春夏秋冬問わず太陽が出ていれば塗りたくっています。

【結論】

冒頭の【マッチングアプリを始めた動機】振り返り、それが達成できたか・疑問が解消できたかの結論を出していきます。

目標と方針の達成率

  • 外見の改善
    →恐らく達成。これからも精進し、清潔感の鬼になりたい。
  • コミュニケーション能力向上
    →陽キャに比べればまだまだだが、元の状態からすると格段に上昇したような気がする。話題に困らなくなり、沈黙がなくなった。
  • チェリー卒業
    →未達成。
  • いつでも彼女を作れる状態を作る
    →女性との価値観が近い・相性が良いという条件ならできそう。(こんな条件なら誰でもできる気がする)

女性(恋愛・結婚)の優先度は低いらしい

今まで曖昧だった頭の中の言語化もどきに成功し、結論が出ました。

「結果が出なかったから、優先順位が低いと思い込みたいのではないか」という意見が出てきそうですが、私もそう思います。

恋愛に限らず『実際にやってみないと物事はわからない』というのはこの世の常であり、それは承知の上ですが、挑戦の途中ですら『女性との食事<自由時間』になってしまっていました。

そもそも、恋人が途切れない人や、「2~3年いないからそろそろ彼氏彼女が欲しい」という人の心境が未だに理解できないわけであります。

『恋愛がないのが当たり前の生活』の環境で過ごしたために、時間を割くのが億劫になるには挑戦前後でも変わっていないようです。

私は社会に存在していい人間だったらしい

“女性に選ばれた”かはともかく、少数ではありますが、女性と一定の距離まで近づけたので『社会に存在して良し』と勝手に認定します。

しかしプロフィールの大部分を虚偽申告しているのは大罪なので、プラマイゼロです(むしろマイナスかも)。

3ヶ月やってもチェリー卒業どころか交際に発展できてない

チェリー卒業どころか交際に発展せず、それどころか14人とデートして手すら繋げませんでした。女性の体に最も触れたのは、冷え性の話になり、手を重ねた時ぐらいでしょうか。

ぶっちゃけ強がりでもなく、「まあそんなもんだよなぁ」という感じです。私自身が物事や人にあまり期待しない質なのもあるかも知れません。むしろ、女性との一対一で話す機会がなかった私が「よくここまでできたなぁ」という感じです。

チェリー卒業チャンスは2回ありましたが取り逃してしまい、30歳で魔法使いという進路も見えてきてしまいました。

高位の魔法使いを目指すべく、これからは自己投資や趣味に使うことにします。「その前に一人暮らししろ!」とかいう誹謗中傷は受け付けません。

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