マッチングアプリを3か月やって、出会った14人の女性たち【体験談】

マッチングアプリ

朧気な記憶と当時のメモ帳をほじくり返し、書き起こしてみます。

数をこなしていくと女も同じ人間だということが分かりました。だけどもそこはマッチングアプリ、一癖も二癖もある人ばかりでした(人のこと言えないけど)。

アンデル
アンデル

部屋主のアンデルです。実家暮らしが6畳子供部屋で快適に過ごすための術を模索しています。X・Youtubeもやってます。

【デートまでの流れ】

  • 基本はメッセージ⇒通話⇒会うの流れ
  • メッセージ
    5往復以内で通話の打診
    ・返信には必ず質問を入れることで話題を切らさない。
  • 通話
    ・通話時間は長くてもいい。
    ・ペアーズは通話が15分になると切れる仕様なので、引き続き通話をする or LINE交換を持ち掛ける
    『仕事⇒趣味⇒過去の話(学生時代)⇒恋愛』の順でプライベートな内容に触れていき、5W1Hで話を広げる
    電話中に会う約束をする(店決めや日時まで決める)
  • 実際に会う(デート)
    ・通話やメッセージで話した内容を掘り下げる
    2回目の約束を取り付ける(店決めや日時まで決める)
    基本奢る(相手が出してきたら一度は断る、それでも渡してきたら素直に受け取る、割り勘なら一度は断(ry。素直に割り勘する。)

女性と一対一で話した経験がないので始めては緊張しましたが、とにかく愚直に女性と相対した上で、越えていいラインや禁忌肢を踏まないことに注力していました。

1回目は全てカフェデートだと思ってください。

【実際にあった女性たち】

記事のタイトル通り、お会いしたのは14人です。

年齢層は上は33歳から下は23歳です。とりあえず見境なく会って経験を積むという出会い厨みたいなことをしていたので、ぶっちゃけ年齢は気にしていませんでした。

Aさん:事務職 28歳

電話:1回、デート:2回

  • 一番始めにマッチングした女性で顔はナシよりのナシのデブ。タイプではなかったが、経験値獲得のためにやり取り開始。相手も恋愛経験なし。
  • 1回目デートの最中に次回(居酒屋)の約束をする。この辺りからLINEで毎日の天気などクソどうでもいい話を振って来て、面倒に感じる。
  • 居酒屋でいい雰囲気になったが、モツ煮込みを勝手に注文し、一人で平らげた挙げ句、奢らされたことにムカついた。
  • ホテル前での反応を見るに好意はあったが、上記の事案が尾を引き「付き合わないとそういう事はできない」という言葉も重なり、直帰。
  • 『ラインが繋がっているから』という理由でPairs側でブロックしたところ、「退会表示になってますけど、いい人は見つかりましたか?」と尋ねられ「別にそんなことないっすね」と返したところ、「そうですか…」と送られたっきり途絶える。

出費
1回目:カフェ ー1,000(奢り)
2回目:居酒屋 ー6,000(奢り)、交通費往復 ー500

Bさん:派遣受付嬢 33歳

電話:2回、デート:3回

  • いいね500超えのTBS若林有子アナウンサー似。出会った中で一番高齢なのに一番美人。返信も長文で通話すると明るい人で1時間半も話し込む。
  • デートの際にコンサルから「よく喋る人は話を聞いて貰えれば満足する。話を誘導して相槌うつだけで好感度上がるから自分で話題を作るより楽だよ」とアドバイスを貰う。その通りにしたら、勝手に盛り上がってボディタッチしてきて勘違いしそうになる。その場で2回目デートどころか二週間後の夜の水族館デートまで決まってしまう。
  • 2回目ではサブカルに造詣があり、ニコ動の話や私がKOTOKOやKarafinaが好きということで盛り上がるが、『相手(私)が話に被せて別の話を始め、話がとっ散らかる』、『運転下手で信号無視で警察に止められたのも気づかなかったという過去を笑いながら話す』といった異常行動が目立つ。
  • 終電が迫っているのに展示物を見ようとしたり、ツーショットを撮ろうと言い始める。よく言えばマイペース、悪く言えば自分勝手でこれが本性なのかと察する。よく喋る人なので会話の練習になるので関係を続ける。
  • 『水族館までの日で時間が暇なら会いたい』と打診されドライブデート。実は偽名だったという衝撃の事実を車内で聞かされる。話を聞くと過去にストーカー被害があったらしい。その場では同情したが、愛想の良さやボディタッチで勘違いさせやすいので自業自得な気がした。
  • カフェに立ち寄り、水族館デートの後に花火大会も行こうという話に。しかし帰りの車内で彼女のテンションが低くなる。「短い期間に会い過ぎて疲れちゃったのかもしれない。水族館の件は考えさせてほしい」と帰宅後にLINEが来る。「気が向いたら返信ください」と送ったが、ラインブロックされる。

出費
1回目:カフェ ー1100(奢り)
2回目:レストラン ー4,000(奢り)、カフェ 1,500(相手持ち)、交通費往復 ー500
3回目:レストラン 3,000(相手持ち)、カフェ ー900(奢り)

総評:会話の練習になった

喋り終わると相手がいったん落ち着くんですが、話題を振ると盛り返して話し出すため、会話量がめちゃくちゃ多く、頭の回転も求められるので結果としてコミュニケーションのいい練習になりました。

たしかに最初に会ってから2週間も経たずに3回目は高頻度だなと感じましたが、何が気分を害したのは今もなお不明。強いて言えば積極的な姿勢や男を見せずにただの雑談友達として見てもらえなかったのかもしれません。

元彼から「結婚は考えていない」と言われて別れたとか言ってたし、33歳という年齢から交際や結婚に焦りを感じていたのかもしれません。

それだとしても「私という人間は本当に仲良くなるまで時間がかかる」の発言とズレが出てきますし、あの性格なら受け身ではなさそうだから、「彼女のお眼鏡にかなわなかったんだろう」と自分を納得させました。

Cさん:IT関係 25歳

電話:0回、デート:1回

  • 顔は普通、タイプじゃない。電話は苦手だということでいきなり会うことに。相手指定のカフェがクソ高そうなパンケーキ屋な時点で萎える。
  • 実物は目が離れ気味の似ても似つかない人間。「写真きれいですね!」と言及したところ、プロカメラマン撮影の大学卒業時の写真を修正し、プロフに使っていた写真詐欺。
  • 『最近人見知り克服しました!』と書いており、アプリで何人かと会ってるとぬかした割にあまり話題を振ってこず、こちらも質問し尽くし間が持たないので、趣味で東南アジアに行くというのでそこを質問攻めにした記憶しかない。
  • 二千円のパンケーキをたかられ、ラインを交換が数回のやり取りで終了。結果的にタイについての知識が増えただけ。ワット・パークナム。

出費
1回目:カフェ ー4000(奢り)

Dさん:保育士 25歳

電話:1回、デート:1回

  • マッチングアプリに数多く生息する保育士と初めて対峙。
  • 「知り合いが保育士をやっていて大変だと聞きます」「子供が本当に好きじゃないとできない職業ですよね、本当に尊敬します」など思ってもない発言で距離を縮める。
  • 趣味が深夜徘徊とサウナで『アプリで会った人が元カノの話ばかりする』という話しか覚えていない。記憶に残らず、自然とフェードアウト。

出費
1回目:カフェ ー1,100(奢り)

Eさん:学習塾事務 25歳

電話:1回、デート:2回

  • 平安美人顔で個人的にナシ寄りのアリ。ここだけの話巨乳だった。実家暮らしで会話を聞かれたくないとのことで、電話なしで隣県から両親と遊びに来るついでに会うことに。
  • 1歳差でジェネレーションギャップもなく猫と友人から借りた料理の話題で盛り上がり、2時間半過ごす。終わり際にLINE交換と本名を教えられたが、通り過ぎた爆音スポーツカーのせいで聞き取れず、LINEで確認するも定石通りの読みをするのか怪しいキラキラネームだったので、ペアーズの登録名で呼ぶことになる。
  • 友人とディズニーランドに行って、ホテルの部屋で休んでいるときに4時間半程の通話し、次の予定決め。
  • 2回目は18時に居酒屋。もとは19時集合予定だったが、「新幹線の時間もあるので早めにしませんか?」と打診され、「これはひょっとしてひょっとするのでは?」ご期待に胸を膨らませる。ディズニーランドのお土産をもらう。
  • タメ口で話すことを持ち掛けられ、話題を振ってくれたり、質問してきたりと酒もまわり、上々の雰囲気で2時間の座席時間制限いっぱい過ごし、店を出る。Eさんとホテル街を眺めながらスマホで最終電車(22時半)の時間を確認。改めて時間の確認をすると「終電までまだ時間あるよ」との返答に心躍るも「あっ待って、なんか遅延してるっぽい」という言葉で奈落の底に叩き落される。
  • 協議を重ね、運行状況も怪しいという意見で一致し、彼女を見送って家路に就く。しかし翌朝、彼女が明日は休みで予定もないと話していたのを思い出す。
  • 三回目のデートで中間地点で会おうという話になるが未読スルーされ終わる。

出費
1回目:カフェ ー1,300
2回目:居酒屋 ー10,000、交通費往復 ー500

総評:押してたらチェリー卒業できたかも

コンサルの教科書には「相手に好意がある場合、女性は店を出る直前でトイレに行き、メイクを軽く整える」と書いてあり、Eさんの行動を振り返ると5分くらいトイレ(化粧室)に篭っていたことを思い出しました。

残念ながら当時の私は、店のガラス越しに路上パフォーマンスを見ていたり、彼女が席を立っている間に会計を済ませたのですが「思ったより高けぇな…」など余計なことを考えていました。

そもそもディズニーランドのお土産をくれた時点で好意があったと判断すべきだったのかもしれません(通話の話題に出したので持ってこないわけにはいかなかった可能性もあり)。

最悪開き直って「もっと一緒にいたい」や「始発で帰ればええやん」みたいな無責任発言が気軽にできれば多少なりとも結果は変わったかもしれません。

今思えばホテルに行くだけでなく、手を繋いで散歩するなりハグをするなどの選択肢があることに、この記事を書いている最中に気づきました。

Fさん:看護師 26歳

電話:0回、デート:1回

  • マッチングアプリに数多く生息する保育士と初めて対峙顔は普通、タイプではない。
  • 電話なしで相手が野球観戦ついでにこちらに来るということでいきなり会うことに。
  • 指定場所がまさかのCと同じパンケーキ屋。地元球団の選手の話とピスタチオのパンケーキが美味しかったことしか覚えていない。記憶に残らずフェードアウト。

出費
1回目:パンケーキ屋 ー2,400(別会計)

Gさん:教師 28歳

電話:1回、デート:1回

  • プロフィール写真は後ろ姿だけ。通話でお互い一人っ子であることが判明し、あるある話で盛り上がり、夜中に二時間半も話す。テンションがかなり上がっていたと記憶している。
  • 実際に来たのはゴリラ。オアシズ大久保さんをさらにブサイクにしたような顔面だった。人のこと言えるような容姿じゃないけど、職場の元彼の話をしていてこんな生物にも交際経験あるんだと驚愕。
  • 暑さと顔を見るのが辛くて、近くの木にしがみついて鳴いているセミをひたすら見つめていた。泣きたいのはこっちだよ。
  • Gさんなのは『ゴリラ(Gorilla)』だからじゃなくて会った順番でアルファベットを振ったらたまたま合致しただけで他意はない。

出費
1回目:カフェ ー1,100(奢り)

総評:顔がわからないのは危険信号

特定や知り合いに避けるためかもしれませんが、男女問わず顔写真なしには少しばかり警戒したほうがいいです。

金と時間をかけて女性に会いに来たのに、いつの間にか珍獣とデートしていたという事態になりかねないので、顔写真を要求するのも手です。

Hさん:保育士 23歳

電話:1回、デート:2回

  • 顔は普通、第二の保育士だがあまり覚えていない。学生時代は『野球部のマネージャーなのにサッカー部のキャプテンと付き合っていた』という恋愛話を聞き、謎のNTR感を覚える。
  • 会話が微妙にズレている。
    例えるなら「好きな動物は何ですか?」という質問に「私は猫を飼っています」と答える感じ。
  • LINEは続いていたので、試しに2回目に誘ってみたらまさかのOK。肉好きということでジンギスカン。
  • 相対するのは電話含めて3回目だったが、やはり距離感が分からない。盛り上がりに欠けそのまま解散。その後もラインが続いたがフェードアウト。狐につつまれたような感覚で終始訳が分からなかった。

出費
1回目:カフェ ー8,00(別会計)
2回目:ジンギスカン ー3,000(割り勘)

Iさん:広報 27歳

電話:1回、デート:1回

  • 顔は普通。
  • マッチングするも忙しくしばらく電話も会うのも1ヶ月かかると言われる。
  • マイクラの話で盛り上がる。好きな実況者を聞くも全く分からず、動画を軽く視聴し、話を合わせたり、ダンスサークル所属ということで健康そうだとかスタイル良さそうだと褒めるLINEを1ヶ月間毎日続けてようやく通話。
  • マッチングから1ヶ月半後に会うも、吸血鬼のような八重歯で萎える。私自身、歯列矯正をしているので余計気になってしまった。相手は緊張していたらしいが、こっちばかり喋って盛り上がらないので「1ヶ月毎日LINEしてこれか…」という思いが強く、フェードアウト。

出費
1回目:カフェ ー1,100(奢り)

Jさん:教師 23歳

電話:0回、デート:1回

  • 私立中の国語教師。いいね500オーバーだったがイイネを頂いていいね返しでマッチング。顔は美人。実物は若干ゴリラ成分が入っていたが、それでも綺麗。
  • アプリの決済機能で支払うと言われ、お金を渡すも拒否され、年下にスタバの新作を奢らせるという偉業を成し遂げる
  • 「子供はそんなに好きじゃない」・「修学旅行の下見で大変」という愚痴を聞かされたり、ハリー・ポッターの話で盛り上がるも、感性が合わないので互いにフェードアウト。
  • 『生徒を怒ったときの再現』をしてもらうが、思ったよりも声が大きく周りの人の注目を浴びていて笑った。

出費
1回目:スタバ +750(女性持ち)、交通費往復 ー500

Kさん:証券会社 28歳

電話:1回、デート:1回

  • 顔は微妙、タイプではない。LIN〇⇒IT⇒証券会社という経歴のキャリアウーマン。1時間半通話したが、話が面白かった。犬を飼っているらしく、後ろで吠えてうるさかった。
  • 実際に会うとそれなりに盛り上がる。仕事が忙しい+突然予定が入ることがあるので通話しながら決めようという話に。
  • 就寝中の午前2時に電話してきて、「酔っ払ってたけど、〇〇君の声聞きたくて電話しちゃった」とLINEされる。翌朝気づいて「いつでも電話してください笑」と送るが音信不通。訳が分からない。

出費
1回目:カフェ ー600(別会計)、交通費往復 ー500

Lさん:歯科衛生士 28歳

電話:1回、デート:1回

  • 顔はゴリラ、タイプではない。顔が大きいという記憶しかない。2回目の行き先を相談している間に未読フェードアウト。

出費
1回目:カフェ ー1,100(奢り)

Mさん:総務 28歳

電話:1回、デート:1回

  • 顔は普通、好みじゃない。同じ市内に住んでいるのが判明し、通話よりも会いたいということで15分で切り上げ、マックで落ち合ってマックフルーリーを奢ってもらう。
  • 非常に論理的な話し方をする女性。めっちゃ話しづらく、返事が基本一言で終わり雰囲気が悪すぎた。そのまま互いにフェードアウト。

出費
1回目:マック +450円(女性持ち)

Nさん:工場関係 27歳

電話:2回、デート:5回

  • 通話で500m圏内のご近所同士ということが発覚し地元トークで盛り上がる。デート予定も合わせやすかった。
  • 顔は微妙、好みじゃないけど経験のために関わっていく。出っ歯でそのうち一本の歯が黒ずんでいた(黄ばんでる?)。私自身、歯列矯正をしているので余計気になってしまった(2回目)。プロフィールの時点でそれだったので、会う前は不安だったが、実物はそんなに目立たなかった。
  • 実際に会うと話がリズムよく進む。終わり際にLINE交換し、2回目は相手が行きたいカレー屋⇒話す中で話題に出たカフェに行くことに。その場で次回の約束を取り付ける。
  • 3回目はトマトラーメン⇒公園で1時間程度のウォーキング。残念ながらここまで手を繋ぐなどの行動はなし。4回目はカフェ⇒ウォーキング⇒つけ麺屋。冷え性で手が冷たくなってるという話題でようやく手のひらを重ねる。この人生で初めて女性の体に触れる。
  • 5回目の直前で『その週の仕事が思ったよりもキツかったから』という理由でデートキャンセルされる。シフト制で出勤が連続する話をしていて「無理はするな、本当に大丈夫か?(意訳)」聞いても「平気平気」と言い張っていたのに『社会人としてそれはないだろ』と。2回目の通話でも相手はそのことあまり気にしていなかったこともあり不満が募る。
  • 5回目は日曜10時から郊外のカフェ巡り⇒ゲームセンター⇒はま寿司⇒運動で22時に解散。
    日曜18時というチェーン飲食店がクソ混み合う時間に、好きなキャラのキャンペーンをやっている『はま寿司』に行きたいと言われる。案の定1時間待ちで話すことがなくなる。「可能なら今年中に彼氏を作りたい(11月下旬)」だとか「アプリやってて同じ人とこんなに出掛けたの初めて」という皮肉めいた発言をされる。
    しかしながら、ほぼ半日を共に過ごしたが全くときめかなかったので、LINEの未読フェードアウトをかます。5回もデートして、結果、手を繋ぐという行動すら起こせない自分に情けなくて涙が出る(YOASOBI感)。

出費(全て別会計)
1回目:カフェ ー1,100
2回目:カレー屋 ー1,000、カフェー1,300
3回目:ラーメン屋 ー900
4回目:カフェ ー1,500、つけ麺屋 ー1,000
5回目:カフェ ー1,500、カフェ 1,300、はま寿司 ー2,000

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