『ロボット掃除機を導入すると床から物がなくなる』とはよく言ったもので、我が部屋でも同じような現象が発生しました。
床から物をなくしていた中、小学生時代から使っていたヘッドボード&引き出し付きのベッドフレームが邪魔だと常々思うように。
そんな中、ミニマリストYoutuberにハマり、いらないモノを捨てているのですが『小学生のときから使ってて愛着があるという理由で不便なところを見逃していた』ということに気づきました。
まさにこんな感じのベッドです。
ということでヘッドボードと引き出しのついたベッドフレームのデメリットを言語化していき、代替となったすのこベッドを使ってみた感想を述べていきます。
部屋主のアンデルです。実家暮らしが6畳子供部屋で快適に過ごすための術を模索しています。X・Youtubeもやってます。
今回紹介したモノはもれなくアフィリエイトリンクが貼り付けてあります。私のことを応援しても良いという、稀有な方はそちらからお願いします。
「お前にそんな価値ないわ!この野郎!」と思っている、至極真っ当な方にはセルフ検索でのショッピングをお勧めします。
ロボット掃除機のために働かされる
私は6畳の子供部屋という狭くも広くもない空間でロボット掃除機を放し飼いにしています。
使用しているEufy RoboVac G30本体の直径は32cm・高さは7.2cm、充電ステーションは9cmほどでまあまあ大きいです。しかも黒色なのでホコリがめちゃ目立ちます。
なるべく本体を隠したいので、キャスターと木材で踏み台(ルンバ基地)をDIYし、上に空気清浄機を設置しましたが、結構な存在感がありました。
とあるきっかけでミニマリストの広々とした部屋を目の当たりにした結果、踏み台を除去し、すのこベッドの下にロボット掃除機を隠蔽するという天からの啓示を授かりました。
ヘッドボードの問題
使いようのない謎収納
シングルサイズの横幅は1m。つまり同じサイズのヘッドボードにある収納も1m。ヘッドボードの下に幅20cm、高さは20cmと50cmの両側貫通した二つの謎の空間がありました。
奥行は上記の通り1m。そんな長尺物はベッド近くに収納することはありません。
強いて言えば寝転がってゴロゴロするフォームローラーのために使っていたヨガマットがありましたが、いちいち丸めるのも面倒ですし、ヨガマットがなくても問題ないと判断し、完全にお役御免になりました。
そして片側を壁につけても、隙間からホコリがたまるので不愉快この上ありません。段ボールをカットして作った仕切りでホコリをシャットダウンしましたが、なぜここまでしないといけないのかと憤慨しておりました。
コンセント差込口が緩い
いくら奥まで差し込んでも10分でコンセントが緩んできます。常にグラついていて、1日したら差込口が半分くらい顔を出して来ます。
これが普通に危なくて怖いんです。経年劣化ではなく、使い始めた頃からこの調子。
引き出し収納の問題
一見便利そうな引き出し収納。これが最大の欠点でした。
大きさが中途半端
引き出し収納ということはその分、引き出すスペースを確保しなければならないわけです(進次郎構文)。せまーい6畳のこども部屋で一時的にしか使わないスペースを取りたくありません。
引き出しの大きさもクソでした。高さ24cm×横幅70cm×奥行44cmという中途半端なサイズがクソさに拍車をかけます。大きさのキリが悪すぎて収納が入りません。
収納が左側しかない
クソなのがこの引き出しが左側にしかない点です。引き出しを壁に付けると出し入れが出来なくなります。
当たり前な話ではあるんですが、これが部屋のレイアウトの妨げになります。
北枕とかの風水的なものは信じていないんですが、 インテリアに興味を持って、あれこれ悩んでいるお年頃の成人男性には最大の障害になったとです。
フリマで売るときにしか役に立たない空箱と取説入れにしか使えませんでした。
挙句、引き出しのレール金具が歪んで、完全に閉まらずに鋭利な引き出しの角が常時露出するようになり、ふくらはぎに生傷が絶えず発生するという妖怪『鎌鼬』ばりの重大インシデントが発生しました。
反対側の無駄な空間
最大なクソの中での一番許せないのが無駄なスペース問題です。
ベッドフレームの幅が1mで引き出しの奥行が44cm。引き出し収納はレール金具のおかげでそれほど幅を取らないと考えると、理論上反対側にも引き出しを配置できます。
実際に可能な空間がありましたが、マットレスと人を支えるための『ボード』を取り除くと、『そこは雪国』…ではなく見慣れた床で、反対側には何もありませんでした。
内部構造が見える状態で引き出しの開閉を行いましたが、何の干渉もしません。空気を溜め込んでおくための場所でしかありませんでした。
跳ね上げ式のベッドフレームにあるような滅多に使わない物の置き場としての存在も許されないわけです。(個人的にそもそも跳ね上げ式もどうかと思いますが)
巾木との隙間で神隠し問題
巾木とベッドフレームが隙間を生じさせるせいで、起床すると大体120%くらいの確率でホットアイマスクやLoop(耳栓)が隙間に落ちて行方知れずになっていました。
Loopに至っては黒くて小さい故に毎回発見するまで、神隠しに遭っていたと思うほどでした。
しかも高さがあるので、手を突っ込まないと取れません。
悩んだ結果、分割式(パレット型)すのこベッドに
下調べした結果、すのこベッド…その中でも分割できるパレット型にしました。
購入したのは『【タンスのゲン】分割式すのこベッド』
これまた面倒なので特徴を箇条書きにします。
探し続けていたトレジャー、ワンピースそのものでした。
【特徴】個人的に理想通り
ロボット掃除機との相性も大事
ハイエンドモデルにありがちな、充電ステーションにダストボックスが搭載されていて「ゴミ捨ては〇カ月に一回でOK」みたいな物だと11cmに収まり切りません。
ゴミを吸い取ってくれるだけという最低限の機能のみのEufy RoboVac G30を選んだことが、かえって功を奏しました。
高さの変化
部屋が広く見えるらしい
インテリア哲学的には手前に高さがある家具を、奥につれて低い家具を配置すると部屋が広く見えるらしいです。
私のベッドの配置は最奥。効果てき面なはずですが、あまり変わっていないように見えます。よく分からんとです。
落し物が見つけやすくなった
比較的にLow気味なすのこベッドはアイマスクとLoopが隙間に滑落しても救出しやすく、神隠しに遭うこともなくなりました。心霊現象を現代の科学が打ち破った瞬間です。
神隠しに困っている方は導入してみてはいかがでしょうか。
今回の記事は以上になります。また違う記事でお会いしましょう。さいなら!