【DIY】塩ビ管でスーパーカブ(JA07)の車載工具入れを作る

車・バイク・自転車
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私のスーパーカブのリアボックスはシート側から開閉できる向きに配置している。

なぜなら、バイクから降りたその場でボックスを開けるのが一番楽だから。リアボックスに物をしまうたびに、わざわざカブの後ろに回り込むのはめんどくさい。

ここで問題が一つ。鍵穴の部分が出っ張っていて、背中をグイグイ刺激してくる。ただでさえ振動がひどいのに、突起に背中を預けると運転に集中できない。

背中との間にクッションを挟もうとしても固定に難儀するのが見える。そこで見つけたのが塩ビ管で作る工具入れだった。

サトル
サトル

親の脛を喰らうサトゥルヌス、略して「サトル」です。実家暮らしの6畳子供部屋から、人生の最適化を発信しています。X・Youtubeもやってます。

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塩ビ管を使った工具入れというものがあるらしい

Google検索AIによると『安価で防水性・耐久性が高いから、積載カスタムとして定番』らしい。その割に見たことないけど本当か?

AIは、私の視野が狭いということを予見していたかもしれない。技術の進歩は著しい。

そんなことはともかく、スペーサー兼収納として機能してくれるなら、ありがたい事この上ない。安価で作れるし、やってみる価値はある。

収納はあればあるだけいい

スーパーカブはシート下のメットインや小物入れがない。

ベトキャリはセンターバッグを付けないと収納としてほぼ役に立たないし、インナーラックはキタコのUSB電源KITを装着したせいで、どうあがいても干渉するっぽいから付けられない。かといって違うUSB電源を用意するのもめんどい。

外出先でちょっとした不具合が起きて走行できなくなり、近場のバイク屋まで押していったり、レッカーを呼んだりするのは時間の無駄なので、極力避けたい。

維持費を極限まで下げるために、素人でも自分で整備しやすいスーパーカブを選んだまである。

そのメリットを出先やツーリング先でも遺憾なく発揮するためには、本格的な工具まではいらない。とはいえ、自力走行に支障がない程度まで復旧できる道具は入れておきたい。

リアボックスやサイドバッグに入れない理由

リアボックスに入れればよくない?と思うかもしれないけど、リアボックスをたまに外すときがある。

よく使う地下駐輪場はスロープ式。ベルトコンベアがあるとはいえ、100キロ以上あるバイクを押すのはしんどい。

申し訳程度の軽量化として、純正マフラーをキタコのモナカマフラーにしたり、フロントキャリアを外したりしたけど、重心が上に寄るボックスもだいぶ悪さをしている気がした。

実際、外して地下駐輪場を利用したら、幾分かはマシになった。だけど、そんなタイミングで不具合が起きて走行に支障をきたしたら溜まったもんじゃない。

サイドバッグは雨具と出先で買い物したときの収納スペースとして確保している。だからリアボックスを外したときのことを考えて、余裕を残しておきたい。

塩ビ管は軽めだし、工具も合わせて1kgもなさそうだから、付けっぱなし・入れっぱなしできるのが欲しかった。

塩ビ管って色々ある

塩ビ管という名前はもちろん聞いたことあるし、見たこともあるけど、いろんな部品や太さがあることを改めて知った。

私が行ったホームセンターには65、75、100の塩ビ管があったんだけど、無難に真ん中の呼び径75にした。そもそも「呼び径」って何だよって話だけど、管の太さを示す規格上の呼び方で、実際の外径や内径そのものではないらしい。素人には余計にややこしい。

加えて、商品名にVPかVUとか書かれていると思うけど、VU管は排水や通気などの圧力がかからない場所に使う、薄くて軽量で安価なもの。一方でVP管は給水配管など、圧力がかかる場所に使われるらしい。

工具入れならVU管で十分。というか、行きつけのホームセンターにはVU管しか売ってなかった。薄いと言ってもかなり頑丈。殴りつけたら拳のほうが先に砕けるレベルでぶっ壊れる心配はなさそう。

作るのは簡単

ということで、ここで紹介する購入品は、VU75に対応したものだという前提で話を進めていく。

  • 塩ビ管
    VU75規格の1mを購入。というかカブで持って帰るのは1mが限界。
  • 掃除口
    ツマミ付きでくるくる回すことで蓋を外せる。塩ビ管と同径なので継手が必要。
  • 継手
    掃除口と塩ビ管の接続に使う。
  • キャップ
    底になる部分。ただはめるだけ。
  • プラスチック対応接着剤
    押し込んだだけだとすっぽ抜けてしまうので接着剤で対策しておく。アロンアルファとかでOK。
  • ビス(必要に応じて)
    ダメ押しで接続部分をビス固定する人もいるらしいけど、過剰な気がするので様子見。今回は使ってない。
  • ノコギリ
    塩ビ管をぶった切るのに必要。思いのほか重労働。家にあった電動ノコギリで対応した。
  • マイターボックス
    木材を正確な角度に切断するために使う補助工具。2×4木材用だったけど試しに使ってみたら、まさかのシンデレラフィット。

作業工程

なるべく真っ直ぐ切断できるようにマイターボックスを使った。ぶっちゃけ構造上、多少斜めになったところで大して影響はない(と思う)。

リアキャリアの幅に合わせて40cmに切断。パーツを諸々付けるので、最終的に50cmくらいになる。

接着剤を塗りたくってはめ込む。継手と掃除口も同じ要領。

完成。キャップを下にすると直立する。

荷締めベルトで固定する

シートとリアボックスに間に工具入れを挟みたいので、リアキャリアの持ち手部分に固定する。

塩ビ管に2周させた後、リアキャリアに通して縛るだけ。

ベルト部分は1m。余ったベルトはシート下に挟めば良い。

ベルトをきつく締めると、キャップと継手の段差に引っかかって、ベルトが抜けないようになっている。抜かりはない。

工具ケースを外したいときは、ベルトのロックを緩めればいいし、一瞬で脱着が可能。結束バンドで固定してしまうよりも取り外しが楽。

クッション性のある長い袋が必要

工具を複数個入れるつもりなのでバラけないように袋が欲しい。

最悪、スーパーで貰うようなビニール袋でもいいけれど、耐久性で工具同士がぶつかってうるさそうなので柔らかい袋を使いたい。なんて思っていたら持て余しているものがあった。

PAOの携帯袋を使う

バランスウェイト(おもり)を入れっぱなしにして洗面所のこやしになってたPAO専用ポリエステル製ポーチ(携帯袋)を使ってみた。

PAOなんてそもそも持ち運ばないし、口元には保護プロテクターみたいなのもあるから、剥き出しで置いたところで何も悪影響がない。むしろ袋から取り出すのがめんどくさすぎる。

ということで、これを工具袋にすることにした。

すごくもちもちしていて、単体で600円くらいはしそう。こいつぁ良い。

サーフパンツと同じロックを通して開け口を絞れるようにした。

長さもちょうどいい。

入れているもの

応急処置用のものや走行中に動いては困るものを入れるようにしている。

  • 結束バンド
    応急処置用。耐候・耐熱のダイソーのもの。バラバラになったら困るので輪ゴムで止めている。
  • 六角レンチ
    ベトキャリとレッグシールドと共締めしているUSB電源のボルト用。緩んだり外れたら困るので入れてる。
  • スパナ
    ミラー調整用だけどこんなにいらん。

他にもドライバー、懐中電灯や県をまたぐツーリングならパンク修理キットやタイヤチューブ、タイヤレバーを入れる予定。

こうして見ると、普段使いには必要最低限、遠出するときはトラブル対応用の工具を追加する、という感じになりそう。

背中の空間は確保できた

リアボックスの取り付けに使っているカラビナロープを締め付けても工具入れに阻まれて、それ以上にシート側にリアボックスが寄ってこない。計算通り。

ただ、その代わりにボックスをもたれかかれなくなったけど、猫背の矯正にむしろちょうどいい。むしろ背もたれがなくなって、背筋を伸ばすことを意識するようになった。

工具入れをつけ足した結果、ボックスが純正キャリアから半分以上はみ出すことに。
追加でリア延長キャリアを買うハメになったけど、安全のためには致し方なし。

両側とも掃除口で良かったかも

掃除口を閉じている=キャップにもなる。ならば掃除口を両端にして、左右どちらからでも中身を取り出せるようにすべきだったのかもと後悔し始めた。

でも、幅のある大型バイクじゃあるまいし、反対側にも普通に手が届いて中をまさぐれる。中身も工具をまとめたPAOの袋を取り出すだけなので、これはこれで良かったのかもしれない。

こういう「もっと良いやり方があったのでは?」を後から思いつくのも、DIYの醍醐味ということでまだまだ模索中。

今回の記事は以上になります。また違う記事でお会いしましょう。さいなら!