この記事はヲタグッズとしては定番のアクリルスタンド（通称アクスタ）をきれいにした飾ろうという企画である。
推しをより美しく
もともと収集癖がない私ですが、子供部屋をシンプルなオサレ部屋を目指し模様替えしていく上で、「好きなものに囲まれていきたい」という真逆の気持ちになり、現在、受験の頃に親の目を盗んでしこシコ観ていた『STAR DRIVER 輝きのタクト』のグッズを集めているわけです。
『頭取のガラス越しのキスプレート』はPSP用ソフト『STAR DRIVER 輝きのタクト 銀河美少年伝説』のアニメイト限定セットの特典。メルカリで1600円でお迎えしました。
高校生にして人妻である『ワタナベ・カナコ』こと『おとな銀行の頭取』のチュー顔を拝める貴重な国宝となっています。
とはいえ個人保管の中古品。汚れが目立っていたのでほどほどの費用で綺麗にしてして神棚に飾ろうと思います。
ピカールで金属パーツを磨く
『頭取のガラス越しのキスプレート』はシートに印刷されたイラストを2枚のアクリル板で挟むようになっていて、留め具とねじで固定する構造になっているんですが、それが結構汚れていました。
ということで細部にもこだわって磨いてみることにしました。使うのは金属磨きで有名なピカール。液体よりも扱いやすそうなネリの方を選びました。
使う量はごく少量で容量に対してかなり少ないですが、レザークラフトやボタン部分のリペアにも使えるから結果オーライ。
ということでまずは脚部パーツ。飾ると見えない部分ではあるんですがテストで磨いてみました。
磨く前は金色で真鍮みたいに見えていましたが、実際は白サビで覆われていました。磨いた結果、反射する程まばゆくなりました。
この留め具は飾ったときに表から見えるので念入りに磨きました。
メガネのシャンプーで洗浄
この国宝は『イラストがプリントされたシートをアクリル板で挟むようにできている』というのは先述の通りなんですが、表面には指紋や油脂汚れ、隙間には埃が入り込んでいました。
ということで中性洗剤でマッサージするようにやさしく洗体させて頂きました。使うのは家にあったメガネのシャンプー。
頭取の端正な顔が白い泡だらけになっててなんかエロかったです（小並感）
スマホまもる君でコーティング
傷防止と埃取りがしやすいようにコーティングを塗ります。使うのは購入していた『スマホまもる君』。
普段使いしているスマートウォッチとトラックボールでも使っているので効果は実感済み。
コーティング剤をスプレーして付属のクロスで塗り広げて、10分後にもう一つのクロスで強めの力でふき取る。本来はこれで完成なんですが、より綺麗にするには、この手順を2～3回繰り返すと良いと説明書にあったのでその通りに3回繰り返します。
表の面しかやっていませんが手触りが全然違います。それはまるでシルクのよう。
偶像化
コーティングする際に汚れをとった影響もありそうですが、より美しい顔を拝むことができました。これでようやく年を越せそうです。
ただし、元からの傷は消えるわけではありません。ガチるなら研磨もありだけどそこまでの気力がない…と思っていたところ、翌日事件が発生しました。
落下してもコーティング面には傷がつかない
コーティングをした翌日、昇降デスクの配線整理をしていたらプレートを落下させてしまい、裏面のアクリル板にヒビが入ってしまいました。表面には傷すらついていなかったのでコーティング効果は抜群だったようです。
山善のジェネリックドローアラインを購入してこれにスポットライトを当てようとしていたのでかなり致命的。多分ヒビが悪目立ちしそうです。
私にとっては国宝級の代物なので特注のアクリル板の発注も頭もよぎりました。シミュレーションをしてみたら1枚で2000円、2枚だと割引がきいて3800円。何とも言えない価格ではありますが、ヒビの目立ち具合によって検討しようと思います。
ちなみに下記のサイトでシミュレーションしました。
